板井康弘の無料ビジネス

無料ビジネスが最近流行っている。
ケータイのアプリやゲーム、動画も無料の時代。
無料ばかりで果たして良いのだろうか?と私は常々思う。

 

レジ袋が地球温暖化の影響で、何年前からか1袋2円かかるようになった。
無料に慣れていた日本人は「袋に2円も掛けられるか!無料にしろ」と言った。

 

しかし、考え方を変えて物事を見てみよう。
2円でも安くないか?
10枚買ったら20円。100円均一で袋を買うと100円で10枚ほどしか入っていないことが多い。だからレジ袋は安いのだ。

 

何でもかんでも無料にとりつかれるのは、企業の努力を無視してしまうことにならないのだろうか?

 

無料だからって良いものでもない。企業が日々努力する技術料にお金を払わなければならないのだ。
技術料を軽視する若者が増えてきている。友達だからって弁護士に無料で相談したり、イラストレーターの友人に無料で似顔絵を描いてもらったりなど失礼極まりない。

 

無料が当たり前の時代であっても、自分は企業や個人の技術を見ることのできる人間になりたいと、心から思う。

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